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＜美術刀剣　一問一答＞

問：刀身の素材は？

　亜鉛合金ダイキャスト製で、クロムメッキが施してあります。
錆に強いので、定期的に手入れをする必要もありません。

問：刀身の長さは？

　大刀に関しては２尺４寸５分(約73.5cm)に統一されています。
ちなみに斬馬刀は４尺(！)。大刀の２倍弱の刃長を誇ります。

問：抜き身(鞘を払った状態)での重量は？

　およそ900ｇ前後です。
同じ刃渡りの真剣と比べ、200～300ｇほど軽いようです。

問：模造刀を所持するためには特別な許可が必要でしょうか？

　刃物には当たりませんので、銃刀法には違反しません。
ただし、木刀や金属バットと同様、
取り扱いに際しては公共のマナーを守りましょう。

問：居合などの練習刀として使えますか？

　あくまでも「美術刀」ですので、実用には耐えられません。
素振り、居合の稽古には「居合練習刀」を使用してください。

問：茎(なかご)に銘は彫ってありますか？

　残念ながら銘までは再現されておりません。
また、柄から茎を外してしまうと鍔(つば)等の締め付けが緩み、
カタカタと音がするようになってしまう事があります。

問：手入れ用具を一緒に買う必要はありますか？

　真剣のように刀身が鋼でできているわけではありませんので、
よほど劣悪な環境下でない限り、手入れは必要ありません。
ただ、美術刀とは言え刀は刀。手入れをしていくことで、
次第に愛着も強くなっていくのではないでしょうか。

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